2026年9月時点で経済産業大臣を務める赤澤亮正さん。日米交渉などでニュースに登場する機会が多い一方、本人のXをのぞくと、「カブトムシ」を自分のキャラクターとして使ったり、牛丼を待ちながら記者と冗談を交わしたりと、かなり親しみやすい一面も見えてきます。
家庭では妻・千晶さんと長男・亮太さんの存在が確認されています。読売ジャイアンツを応援する赤澤さんに対し、妻と長男は阪神タイガース側。父親からは文章を厳しく教え込まれ、母方の祖父・赤沢正道さんとの思い出は、現在も鳥取との結びつきにつながっています。
ここでは、妻や家族とのエピソード、若い頃の姿、趣味、本人や家族の言葉、そして「カブトムシ」「革ジャン」といった意外な話から、赤澤亮正さんの人柄を見ていきます。
- 巨人ファン。妻と長男は阪神を応援し、家庭内で応援チームが分かれる。
- 東京で育ち、小学生時代には祖父・赤沢正道との散歩の思い出がある。
- 自虐やユーモアを交えた発信が多く、愛称も自らSNSで使う。
赤澤亮正の家族構成
赤澤亮正さんには、妻・千晶さんと長男・亮太さんがいます。
家族の存在が大きく表に出たのが、2024年10月の衆議院選挙でした。当時、赤澤さんは大臣として全国の応援や公務も抱えており、12日間の選挙期間中に地元へ入れたのは5日間。本人が選挙区を離れている間、選挙カーに乗って支援を訴え続けたのが千晶さんでした。
信じて頑張っていきたいと思います
出典:山陰放送「選挙報告会も急遽キャンセル、選挙期間も地元入りは5日間のみ…初大臣での選挙戦 支えたのは家族」(2024年10月28日)
千晶さんは「妻タスキ」をかけて街頭に立つこともありました。夫が地元にいない時間を、家族が前面に出て補っていたことが分かります。
長男・亮太さんも父を応援
長男の亮太さんも、2024年の決起集会でマイクを握りました。父親の仕事ぶりを「一番そば」で見てきた家族として、会場に向けて言葉を送っています。
一番そばで見てきた私が皆様に保証させていただきます
出典:山陰放送「選挙報告会も急遽キャンセル、選挙期間も地元入りは5日間のみ…初大臣での選挙戦 支えたのは家族」(2024年10月28日)
政治家の家族というと、名前だけがプロフィールとして紹介されることもあります。赤澤家の場合は、妻も長男も実際に地元の舞台に立ち、本人が不在の場面を支えたことが印象的です。
巨人ファンの夫、阪神を応援する妻と長男
家庭に戻ると、もっと肩の力が抜けた話があります。
赤澤さんと千晶さんは、もともとともに巨人ファンでした。ところが長男が阪神ファンになり、千晶さんも息子側へ。2021年の人物紹介では、妻と長男が阪神の応援歌を一緒に歌い、巨人ファンの赤澤さんが取り残されたような気持ちになっている様子が紹介されています。
国会では危機管理を語る一方、家の中ではプロ野球の応援チームをめぐって少数派。そんなギャップは、赤澤さんの家庭での姿を想像しやすいエピソードです。
2026年のXにも「家内」からもらった甘納豆
2026年4月には、忙しくて夕食を取れなかった夜に、以前「家内」からもらった甘納豆で空腹をしのいだことをXで紹介しました。甘納豆は、選挙カーの中で赤澤さんが食べていたのを見た千晶さんの友人が、千晶さんを通じて贈ったものだったそうです。
本人は投稿に「#甘党カブトムシ」というハッシュタグまで添えています。ただ食べ物を紹介するのではなく、家族から渡されたものを自分の愛称と絡めて発信するところにも、赤澤さんらしい軽さがあります。
赤澤亮正の実家と家族のルーツ
赤澤亮正さんは1960年12月18日に東京都で生まれ、東京で育ちました。父は情報工学を専門とした森亮一さん。筑波大学名誉教授で、旧通産省の研究機関だった工業技術院でも研究者を務めた人物です。
母の薫子さんは、鳥取を地盤に衆議院議員を務め、自治大臣などを歴任した赤沢正道さんの娘です。赤澤さん本人は、自分と鳥取とのつながりを語る際、祖父が政治に情熱を傾け、母が青春を過ごした地域だと紹介しています。
赤澤さんは大学入学時、母方の祖父・赤沢正道さんの養子となり、森姓から赤沢姓へ変わりました。東京で育った赤澤さんが、その後、鳥取を長く活動の基盤にする背景には、母方の家族との深い結びつきがあります。
祖父の筋道を通す生き様に倣いたい。
出典:赤沢りょうせい公式WEBサイト「プロフィール」(公開日記載なし)
祖父との記憶は、政治家一家という枠だけで語れるものではありません。
小学生だった頃、祖父が東京・九段の議員宿舎に住んでおり、赤澤さんがその部屋へ泊まりに行くことがありました。翌朝には祖父に手を引かれ、近くの靖国神社を一緒に散歩したと、2013年の本人ブログで振り返っています。
祖父は1982年に亡くなりましたが、幼い頃に手をつないで歩いた記憶と「筋道を通す生き様」は、赤澤さん自身が後年まで言葉にしている家族の記憶です。
赤澤亮正の若い頃は?文章に厳しい父のもとで育った
若い頃の赤澤さんを知るうえで外せないのが、父・森亮一さんとの関係です。
森さんは研究者であると同時に、文章や言葉の使い方にも厳しい父親でした。赤澤さんは文章を書くと、決められた原稿用紙の分量にきちんと収まるまで推敲するよう教えられたといいます。
一度書いて終わりではなく、言葉を選び直し、削り、決められた枠の中へ収める。そうした習慣を子どもの頃から身につけていたことになります。
東京教育大学附属駒場の中学・高校へ進んだ後も、父のこうした厳しさの中で過ごしました。後年のブログやSNSでも文章を細かく整える姿勢に、父から受けた指導の影響が残っていると周辺関係者は振り返っています。
一方で、大人になった赤澤さんの発信は、堅い文章一辺倒ではありません。顔文字や「笑笑」、自分で付けたハッシュタグを多用することもあります。言葉を慎重に扱う習慣と、くだけたユーモアが同居しています。
赤澤亮正の趣味・好きなもの
赤澤さんの趣味として確認できるのは映画鑑賞です。2021年の自民党候補者紹介では、好きなもの・こととして読書も挙げています。
同じプロフィールで紹介している座右の銘は「信無くば立たず」。一方、「苦手なもの・こと」の欄には「たくさん」と回答していました。得意分野だけを並べるプロフィールの中で、苦手なものをあえて細かく説明せず「たくさん」とする答えには、少し肩の力が抜けています。
スポーツでは、赤澤さんは読売ジャイアンツのファン。先ほどの家族の話とは反対に、妻・千晶さんと長男は阪神側です。ひとつの家庭で巨人と阪神に分かれているため、シーズン中は政治とは別の“多数派・少数派”が家の中にできることになります。
読書については、2026年3月にも多忙な日程の中で「読みたい本もなかなか読めん」とXに記していました。昔のプロフィールにだけ残っている趣味ではなく、本を読みたいという感覚自体は近年の発信にも続いています。
赤澤亮正の評判・人柄は?「カブトムシ」を自分のキャラに
赤澤さんの人柄を表すエピソードで、とくに目立つようになったのが「カブトムシ」です。
本人公式YouTubeでも、端午の節句に「カブトムシ」を絡めた短い動画を公開しています。記事内で紹介している本人の愛称やユーモアを、実際の映像で確認できる公式動画です。
高市早苗さんから「カブトムシ」と呼ばれていたと知った赤澤さんは、本人に理由を問い合わせました。返ってきた答えは「顔に決まっとるやろ」。さらに2025年の日米関税交渉後には、「よく頑張った」として「大カブトムシ」に“昇格”したと本人が明かしています。
普通なら少し扱いに困りそうな愛称ですが、赤澤さんはむしろ自分からネタにしました。
1匹昆虫がいる
出典:山陰放送「『高市政権には1人敵がいる』?石破内閣から高市内閣へも入閣」(2025年12月29日)
「高市内閣には1人敵がいる」とSNSで書かれた際には、敵ではなく「1匹昆虫がいる」と返したというのです。2026年になると、本人のXでも「#つぶやきカブトムシ」「#いや大カブトムシ」といったタグを積極的に使うようになりました。
地元ラジオでは即席の川柳
2025年12月には、米子のコミュニティFM「DARAZ FM」の正月番組を収録。司会者から「おもち」を題材に川柳を求められると、その場で「絵に描いた餅にはしないサナエ節」と一句作りました。
本人も「川柳になってないかも」と自分でツッコミを入れていました。政策の説明ではなく、地元のラジオ番組で急に振られたお題にも、その場で言葉を返してしまうタイプです。
「冷や飯」を本のタイトルにしてしまう自虐
自分の立場が思い通りにならないときも、赤澤さんは自虐を交えて話すことがあります。
2021年の自民党総裁選では支持した候補が敗れ、自身も党の役職を離れました。そのとき山陰中央新報の人物紹介で口にしたのが、こんな言葉でした。
「冷や飯のおいしい食べ方」という本を書くかもしれない
出典:山陰中央新報「候補の横顔(4) 鳥取2区」(2021年10月24日)
不遇を深刻そうに語るのではなく、「冷や飯」を本の題名にするという発想へ変えています。「カブトムシ」を自分から使う近年のスタイルにも通じるものがあります。
海外出張でも「マイルは貯まりません」
2026年2月、米国へ向かう際には「いってきま〜す(^^)」と出発を報告。その直後、公務出張では大臣、副大臣、大臣政務官に航空会社のマイルが1マイルも貯まらないというルールを紹介しました。
長距離出張という堅い話題でも、入口は顔文字付きの「いってきま〜す」。制度の話まで軽い調子で伝えるところに、近年の赤澤さんのSNSらしさがあります。
文章だけでは分かりにくい話し方や表情は、自民党の公式インタビューでも見ることができます。
吉野家で牛丼を待つ間にも「目詰まり」ネタ
2026年4月には、国会内の吉野家で昼食を取った日の出来事もXに投稿しています。
一緒に注文した秘書官と警護官は食べ終わったのに、自分の牛丼だけなかなか出てこない。赤澤さんが不満を漏らしていると、隣にいた初対面の記者から「牛丼も全体量は足りてますから目詰まりが解消すれば出て来ますよ」と声をかけられたそうです。
当時、赤澤さんが仕事で使っていた「目詰まり」という言葉を牛丼に転用された形です。赤澤さんは「このメチャ忙しい時に面白いこと言うなし!笑笑」と、そのやり取りをそのまま紹介しました。
公務の合間の昼食という短い時間にも、周囲との会話を面白がってSNSへ載せる。こうした投稿では、会見や国会答弁とは違う日常のテンポがよく分かります。
真夏の革ジャンでNVIDIAのフアンCEOを歓迎
2026年7月には、赤澤さんの黒い革ジャン姿が話題になりました。
NVIDIAのジェンスン・フアンCEOが出席したイベントで、トレードマークの革ジャン姿で登壇したフアン氏に合わせ、赤澤さんも黒い革ジャンを着て登場しました。
本人の説明では、NVIDIAとフアンCEOへの歓迎と敬意を表すための服装でした。しかも歓談が始まると、赤澤さんの方から「ジェンスン、今日ひょっとして私の格好マネた?」と冗談を飛ばし、フアン氏から「Hilarious!」と返されたそうです。
フアンCEOへの敬意を、言葉だけでなく自分も革ジャンを着ることで表現する。そのうえで、本人を前に「自分のまねをした?」と逆方向の冗談まで言ってしまいます。
スーツ姿が基本の閣僚としては、かなり意外な一枚です。検索でも「赤澤亮正 革ジャン」が急浮上したのは、この2026年7月の出来事がきっかけでした。
2026年元日は病院で過ごした
明るい投稿が目立つ一方、2025年末から2026年初めには健康管理のため入院しています。
本人は健康管理を目的とする軽微な手術を受けるため、年末年始に入院。2026年の元日は病院で迎えました。手術は無事に終了し、術後の経過も順調で、年明けに退院したと説明しています。
海外出張や大臣としての日程が続く人物だけに、この年は仕事だけでなく体調管理も本人発信の中に登場するテーマになりました。
「米」の一字とおにぎりアクションに見える価値観
2026年の年頭メッセージでは、前年を表す漢字として「米」を選んでいます。
昨年の漢字1文字は迷うことなく「米」でした。
出典:赤沢りょうせい公式WEBサイト「令和8年年頭のご挨拶」(公開日記載なし)
本人は「米価」「米国」「米子」という三つの意味を重ねています。米子は母や祖父につながり、自身が長く活動の基盤としてきた土地です。
もう一つ、「米」と結びついているのが毎年秋の「おにぎりアクション」です。SNSにおにぎりの写真を投稿することで、アジアやアフリカの子どもたちへ学校給食を届ける取り組みに参加していると明かしています。
若い頃から父に言葉を厳しく教えられ、祖父からは「筋道を通す生き様」を受け継ぎたいと語ってきた赤澤さん。公式プロフィールに掲げる座右の銘は「信無くば立たず」です。
一方、日常の発信ではカブトムシになり、甘納豆を食べ、牛丼を待ち、真夏に革ジャンを着る。堅い言葉だけではなく、自分自身を笑いの材料にできるところまで含めて、赤澤亮正さんの素顔が形づくられています。
赤澤亮正氏の「本人の言葉」から素顔を見る
家族や学生時代、趣味、価値観などについて、 本人が実際に語った言葉から、 人物像をさらに詳しく見ていきます。
仕事では最大限の成果を目指す
自分の行動には責任を持つと。引き受けた仕事ではベストを尽くして、最大限の成果を上げてみせると。
赤澤氏は自分が大切にする仕事観として、引き受けた仕事には責任を持ち、最大限の成果を目指す姿勢を語っています。
休日は物語のある作品に夢中
本とか、鬼滅の刃とかワンピースとか漫画の類、映画、テレビドラマとかに次々とはまっています。
赤澤氏はコロナ禍で休日の過ごし方が変わり、本や漫画、映画、ドラマなど物語のある作品を楽しむようになったと語っています。
休日に家族とトランプや熱帯魚の買い物
家でトランプをしたり、近所にご飯を食べに行ったり。最近子どもが熱帯魚を好きなので、一緒に買いに行って、買いすぎて妻に怒られたりしています(笑)。
赤澤氏は休日に家族とトランプをしたり近所へ食事に出たりし、子どもと熱帯魚を買いに行って買いすぎ、妻に怒られることもあると笑いながら語っています。
※商品リンクにはアフィリエイトリンクを含みます。
- 衆議院議員 赤澤亮正 運営主体:自由民主党/確認内容:生年月日、選挙区、当選8回、経済産業大臣等の2026年9月時点の役職、公式サイト・X・YouTube。
- 赤澤亮正君 運営主体:衆議院/確認内容:東京都生まれ、最終課程、元運輸省、当選8回、2026年4月時点の公職。
- プロフィール 運営主体:赤沢りょうせい公式WEBサイト/確認内容:祖父・赤沢正道、母・薫子、鳥取との家族のルーツ、祖父への本人の思い。
- 令和8年年頭のご挨拶 運営主体:赤沢りょうせい公式WEBサイト/確認内容:年末年始の軽微な手術、2026年元日の入院、術後経過、「米」の一字、おにぎりアクション。
- 赤沢りょうせい 2021年衆院選特設サイト 運営主体:自由民主党/確認内容:座右の銘「信無くば立たず」、趣味「映画鑑賞」、好きなもの・こと「読書」。
- 2013年10月4日(金)りょうせい通信(第188号) 運営主体:赤沢亮正氏本人ブログ/確認内容:小学生時代、祖父・赤沢正道氏の九段の議員宿舎に泊まり、祖父に手を引かれて朝の散歩をした記憶。
- 選挙報告会も急遽キャンセル、選挙期間も地元入りは5日間のみ…初大臣での選挙戦 支えたのは家族 運営主体:山陰放送/確認内容:妻・千晶さん、長男・亮太さん、家族による支援と両者の発言。
- 候補の横顔(4) 鳥取2区 運営主体:山陰中央新報/確認内容:巨人ファンの赤澤氏、阪神を応援する妻・長男、「冷や飯のおいしい食べ方」という自虐発言。
- トランプ交渉役 赤沢亮正・経済再生担当大臣が洩らした「自信ゼロ」 運営主体:文藝春秋/確認内容:父・森亮一氏、東京育ち、工業技術院研究者だった父、文章の推敲を厳しく指導されたエピソード。
- 《元自治相の祖父から相続した株式を報告せず》赤澤亮正新財務副大臣に資産公開法違反疑惑 運営主体:文春オンライン/確認内容:大学入学時に祖父・赤沢正道氏の養子となり、森姓から赤澤姓になった事実。
- 「高市政権には1人敵がいる」?石破内閣から高市内閣へも入閣 運営主体:山陰放送/確認内容:「カブトムシ」「大カブトムシ」の愛称と、それを本人がユーモアに変えている発言。
- “ダブル革ジャン”大ウケ NVIDIAフアンCEO「赤沢大臣とセンス似てる」、赤沢大臣「私の格好マネた?」 運営主体:ITmedia NEWS/確認内容:2026年7月の革ジャン姿、フアンCEOへの歓迎・敬意、両者のユーモラスなやり取り。











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